11月9日(月) 東京・紀尾井ホール
第10回吉田恭子ヴァイオリンリサイタル
クライスラーやエルマン時代のヴァイオリンの世界が失われて久しい。デジタル的な美に多くの人々の耳が慣れてしまったこの現代、昔の音色に返るということは、想像以上にリスキーである。しかし彼女はあえて古さにこだわり、レパートリーをこの上なく独自性ある豊かなものにしてきた。
吉田の優れている点は、多くの演奏家が陥る閉鎖性から抜け出し、開かれた音楽のあり方、真の音楽をきちんと届けることを着実に実現してきた。多くの才能ある若手演奏家が輝きを失っていくなか、吉田が成長し続ける息の長い演奏家たりえた理由もそこにある。
秋に行われる自主リサイタルは、起承転結見事な、しかもヴァイオリン音楽が好きな人にはたまらない充実のプログラムだ。
林田直樹(音楽ジャーナリスト) |

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11月9日(月)
東京・紀尾井ホール

6月13日(土)発売
S席5,000 A席4,000
B席3,000 学生2,500
公演詳細 |